はじめに
今回集まったデータの99%以上がダイヤ帯のデータのためダイヤ帯の分析となります。第3週ですが1655件のデータが集まりました。ご協力ありがとうございます。
対戦相手の分析と勝率
1位
相剣
351票 勝率48.8%
全体の2割弱が相剣とのマッチングでした。しかしながら全盛期に比べて数が僅かに減っています。最近では無限泡影やエフェクトヴェーラーといった相剣メタカードの採用が増えて来たことも関係していると思います。中にはさらに露骨なメタであるトークンコレクターを採用する人もいるくらいです。そんな相剣ですが堂々のシェア率1位でした。
2位
108票 勝率42.74%
鉄獣戦線
全体の5%前後と前回とほぼ横ばいの鉄獣戦線が第2位です。全盛期は過ぎたもののデストロイフェニックスガイの登場でデッキに幅が増えたのも人気の秘密でしょう。相剣対策である無限泡影やエフェクトヴェーラーが鉄獣戦線にも刺さってしまうのは痛手ですね。
特に最近ではアポロウーサに無限泡影やエフェクトヴェーラーを当てられてしまうと攻撃力が0になってしまうことから積極的には使わなくなりました。現在の相剣主導のメタゲームが変化した後にどのような立ち位置になるか楽しみですね。
3位
エルドリッチ
93票 勝率65.66%
個人的には今一番エルドリッチが環境にマッチしていると思います。なぜかというと相剣対策で手札誘発が非常に多い環境となりましたが、エルドリッチは採用率が高い増殖するGや無限泡影やエフェクトヴェーラーの影響を受けづらいからです。また御前試合が相剣に対して非常に有効で多くの動きを制限することができます。
全体としてハーピィの羽箒やライトニングストームといった魔法トラップを破壊するカードの採用が減っているのも追い風となっています。さらには天獄の王でそれらの魔法トラップ破壊カードの対策もできてしまうのです。今後はさらにエルドリッチが増えていくと予想していますが、エルドリッチが増えるとエルドリッチミラーが増えてしまい非常に長い時間がかかるので時間効率が悪くなるのが課題ですね。
4位
閃刀姫
92票 勝率48.28%
イラストで根強い人気を誇り、さらには強さまでも兼ね備えているのが閃刀姫のテーマです。最近ではデストロイフェニックスガイを出張させたデッキが非常に流行していてデッキパワーが単純に増加しました。さらに自分はシャークキャノンを使えば相手のデストロイフェニックスガイを対策できることもあって自然に環境メタカードを搭載できるのが強みです。増殖するGやニビルも効きづらいため環境に適しているテーマですね。
5位
壊獣カグヤ
73票 勝率56.34%
壊獣カグヤは少しずつ使用率を増やしており、積極的に後攻を選択することからコイントスによる勝敗のブレが少ないのが魅力ですね。環境によっては壊獣やカグヤが採用されないこともありますが、壊獣はデストロイフェニックスガイの対策として有効なため今は環境に刺さっているといえます。
壊獣カグヤといえばヌメロンドラゴンを使ったワンショットキルが有名ですが現在では無限泡影やエフェクトヴェーラーに止められてしまう可能性があるので無理なワンキルは回避するのが勝率アップの秘訣と言えますね。
まとめ
今勝ちたいのならエルドリッチが最適といえます。今後、エルドリッチが増加してメタゲームが変化したら意外なデッキの使用率や勝率が増加しそうで楽しみです。